副業のポイント

副業で転売を始める時に必要な準備物とは?

自宅でヤフオク、Amazonなどを利用して転売を始めたいという方は多いですよね。転売は正しい方法で実践すれば、アフィリエイトなどよりも即効性が期待できるビジネスです。そのため、比較的早い段階で収入を得たい方には適しているジャンルでもあります。

 

しかし転売を行う際には事前に用意しておきたい道具、アイテムがあります。これらの準備物を揃えることで作業の効率性も上げることができるため、しっかりと把握しておきましょう。今回は副業で転売を始める際に用意しておきたい準備物を紹介します。

 

副業で転売を始める時に準備しておきたいものとは?

副業でネット転売を行う際に最低限揃えておきたい準備物は複数あります。事前にこれらの準備物を把握しておくとスムーズな転売活動を行うことが可能です。それでは早速、転売に必要な準備品を一つずつ解説していきましょう。

 

スマートフォン

昨年2017年はスマホ所有率が約8割にのぼるなど今やインターネットアクセス機器としてすっかり浸透したスマートフォン。このスマホはネット転売を行う際にも商品仕入れ、検索の時に大活躍します。

 

近年は非常に少なくなりましたが、ガラケーしか所有していない方からは「転売をするならスマホでないとダメですか?」という声も聞かれます。この疑問に関してですが、ガラケーでもインターネットが使用できれば問題はありません。

ちなみに僕は始めガラケーしか持っていませんでした。

 

しかし、スマホとガラケーでは処理能力に大きな違いがあります。スマホは超小型のパソコン、ガラケーは主に通話機能を目的としているため、検索をする際の通信速度に大きな違いがあります。本格的に転売を行うと100商品、200商品の情報検索をするようになります。

 

この際にスマホであればサクサクと検索することができるため、作業の効率化を図ることが可能です。一般的にスマホとガラケーでは通信速度に5倍ほどの違いがあるといわれています。そのため、商品検索の時間短縮を図りたいという方は必ずスマホを所有しておくようにしましょう。

 

パソコン・インターネット回線

転売で多くの商品を扱うようになるとやはりスマホのみでは手間がかかります。そのため、副業で転売を始めるのであればパソコンは必須となるでしょう。Amazon、ヤフオクなどに商品を登録する際にも数が多ければ多いほどパソコンのほうが作業はしやすいです。

 

転売で使用するパソコンですが、高性能なものは不要です。特に最初は扱う商品も少ないことが予想されるため、中古で販売されている1万円~3万円のパソコンでも問題はありません。

 

ただし、ヤフオクやリサイクルショップで販売されているパソコンの中にはいつ壊れてもおかしくないものもあります。そのため、購入直後の故障などを極力避けたい場合は新品のパソコンを購入するのもよいでしょう。

 

新品と聞くと10万円~20万円の価格をイメージしますが、最近は4万円~5万円でも高性能なパソコンが多く販売されています。またパソコンを使用するのであれば当然インターネット回線も必要になってきます。インターネット回線も各業者により、料金が異なりますが基本的には月額5,000円前後で契約することが可能です。

 

銀行口座

転売で得た報酬を受け取る場合はいつも利用している銀行口座を利用しても全く問題はありません。しかし、副業用の銀行口座をあらかじめ用意しておくと後々の収支管理がしやすくなります。

 

また副業で一定の収入を得ると確定申告をする必要もあります。この時に副業専用の銀行口座を持っておくと申告する際の手続きも楽になります。開設する銀行口座は地方銀行のものでも構いませんが、おすすめできるのはメガバンクやインターネットバンキングです。

 

地方銀行の銀行口座で取引きをすると振込手数料がかかるため、相手に損をさせてしまう可能性が大きいです。そのため、口座開設数が非常に多い三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行などのメガバンク口座を持っておくとよいでしょう。またインターネットバンキングはネットさえ繋がっていれば自宅からでも即振込を行うことが可能となります。

 

現在、ネットバンキングで人気なのはやはり楽天銀行です。ちなみにジャパンネット銀行の口座を持っているとヤフオクでの決済手数料が無料になります。そのため、ヤフオクで転売を行う方はジャパンネット銀行の口座を一つ持っておくことを推奨します。

 

クレジットカード

クレジットカードはAmazonを主戦場に転売を行う方には必須アイテムとなります。Amazonにおいてクレジットカードが必要な理由は「本人確認」「手数料の支払い」などがあるためです。

 

Amazonは巨大プラットフォームの代表的存在であり、転売を行うにもある程度の信頼が必要となります。そのため、本人確認的な意味でクレジットカードの登録が必要とされています。

 

またFBA手数料や不用品返品手数料といった各種手数料の支払いの際にもクレジットカードが必要となります。これは仮に自身のアカウントの残高が不足している時に登録されているクレジットカードから引き出される仕組みになっています。

 

またAmazon以外で転売を行う方もクレジットカードは1枚持っておくと便利です。理由としてはクレジットカードで仕入れを行うことでポイントをザクザク貯めることができるからです。

 

ポイントは各クレジットカード会社により還元率が異なりますが、仮に還元率1%のクレジットカードで年間100万円の仕入れを行った場合は1万円分のポイントを貯めることができます。

 

貯まったポイントは仕入れに使ってもよいですし、自分の趣味に費やすこともできます。転売を本格的に行うのであれば、現金仕入れだけではなくクレジットカードを有効活用してみましょう。

 

プリンター

AmazonのFBAを利用する時に納品書やバーコードシールを印刷する必要があります。自宅にプリンターがない場合は近くのコンビニのコピー機でも印刷は可能です。しかし、商品数が増えてきて順調に売れ始めたらプリンターを1台購入することを推奨します。

 

その理由としては1個売れる度にわざわざコンビニに足を運ぶのは手間や時間がかかりすぎるためです。プリンターも現在では3,000円で性能が良いものを購入することができます。そのため、順調に商品が売れるようになったら、転売で得た資金でプリンターを購入しておきましょう。

 

プリンター用紙&ラベル

プリンターを購入したらセットで揃えておきたいのがプリンター用紙とラベルです。プリンター用紙は注文確定後の納品書印刷の際に使用します。またラベルはFBAを利用する際に商品に貼る必要があります。Amazonマーケットプレイスで転売を行う際にはほぼ必須となりますので、忘れないように準備しておきましょう。

 

梱包資材

梱包資材は商品を出荷する際に必要となります。一口に梱包資材といっても商品の大きさによって揃えるものも若干変わってきます。転売で使用する一般的な梱包資材は以下のようなものがあります。

  • 封筒
  • ダンボール
  • 梱包材(プチプチ)
  • 梱包用テープ
  • ペーパーカッター
  • OPP袋、CPP袋

以上が転売で商品を発送する際に利用される主な梱包資材です。封筒やOPP袋、CPP袋は小物類などを梱包する際に重宝します。また大きめの商品になると封筒などには入りきらないため、ダンボールが必要となります。

 

このダンボールですが、実は近所のスーパーやドラッグストアでももらうことができます。そのため、費用を節約したいという方はこれらの店舗に行って交渉してみるのもよいでしょう。ただし、スーパーやドラッグストアで不要になったダンボールは汚れが付着している可能性もあります。

 

その結果として発送先の相手にも嫌がられることがあるため、あまりに酷い状態のダンボールの使用は避けるようにしましょう。本格的に転売を行うのであれば最終的にはやはり新品のものを購入するのがベストです。

 

古物商許可証

古物商とは古物営業法に規定される古物(中古品)を業として売買もしくは交換している業者や個人のことです。販売目的のために商品を購入してヤフオクなどへ出品する場合は古物商の許可を取得する必要があります。

 

これから副業で転売を行う方は「利益を得ること」を目的としているため、古物商の許可申請をしておかなければいけません。副業であっても無許可営業で販売などを行った場合は重いもので「三年以下の懲役又は百万円以下の罰金」として罰せられる可能性もありますので注意しておきましょう。この法律は「営業性があるか否か」が大きなポイントです。

 

営業として行っているか否かは本人の意思ではなく、客観的に判断されます。取扱い商品が多くなってくると周囲からも「この人は利益を得る目的で出品しているな」といった疑いがかけられやすくなります。そのため、中古品をメインにした転売を本格的に行うのであれば、古物商許可証はしっかりと取得しておきましょう。古物商許可証の申請費用は19,000円となっています。

古物商許可証について詳しくはこちらの記事を参照下さい。

古物商許可証の基本情報

 

各プラットフォームのアカウント

現在はネット上で転売ができるプラットフォームがたくさんあります。ヤフオク、モバオク、Amazon、メルカリなどが定番のプラットフォームとなりますが、どこで転売を行うにしてもアカウント登録をしなければいけません。

 

各プラットフォームによって「売れやすいジャンル」「売れにくいジャンル」というのは異なります。そのため、自身が扱う商品ジャンルと相性の良いプラットフォームを見極めることも大切です。

 

最初は各プラットフォームの特徴などを把握できていないため、苦労するかもしれません。したがってテスト的な意味も込めて複数のプラットフォームのアカウントを取得しておくのもよいでしょう。このような行動を繰り返すことで相性の良いプラットフォームを必ず見つけることができます。

 

転売開始当初は全ての準備物を揃える必要はない

転売を行う際に揃えておきたい主なアイテムを9つご紹介しました。これらは本格的に転売作業を行うのであれば、必須に近いものばかりです。そのため、転売である程度まとまった資金を得られるようになったら、しっかりと揃えておくようにしましょう。

 

ただし、これから副業で転売を始めるという方に関しては最初は全て揃っていなくても問題はありません。特に上で取り上げたプリンター、プリンター用紙、ラベルはAmazonでのみ必要となるものです。

 

したがってヤフオクなどに出品する場合はこれらのアイテムは不要です。また古物商許可証も法律的には中古品を販売する目的であれば申請が必要です。しかし、現状は個人の取り締まりにまで手が回っていないという実情もあります。

 

そのため、少ない商品数で転売を行う場合に限っては古物商許可証未申請でも、大きな問題になる可能性は極めて低いです。古物商許可証の申請費用も2万円近くかかるため、資金不足の方は最初は許可証がない状態で出品しても問題はありません。

 

ただし、無許可のまま多くの商品を一気に出品すると周囲からも「古物商の許可取得してるの?」といった疑いをかけられやすくなるため、最初は少ない商品数で販売を行うようにしましょう。

 

またこの方法はあくまでも古物商許可証の申請が難しい方のみに推奨しています。したがって古物商許可証の申請費用も問題なく捻出できるという方は早めに許可証を取得しておくようにしましょう。転売で順調に商品が売れていき、一気に商品数を増やすようになった場合も速やかに申請しておくことをおすすめします。

 

まとめ

ヤフオクやAmazonなどネット上で転売を行う際に必要となるものを取り上げましたがいかがでしたでしょうか?転売は副業を始めたいという方からは人気のジャンルです。しかし、転売を行う際にはさまざまな準備物を取り揃えておく必要があります。

 

これら必要なものを事前に把握しておくことで、作業のスタートを早めることもできます。またプラットフォームによって用意しておきたい準備物も若干異なるため、この点も注意しておきましょう。

 

特にAmazonはクレジットカード、プリンターなど他プラットフォームと比べて用意する準備物が多いです。効率的な作業を行うためにも必要な道具、アイテムはしっかり揃えておきましょう。転売に興味がある方はぜひ参考にしてください。

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