副業のポイント

JCVNって何?治験ボランティアの概要や報酬相場、気になる口コミも紹介します

労働強度がかなり少なく、楽に稼げるとして有名な治験ボランティア。その業界の中でも「JCVN」は大手として有名な企業です。
治験とは何か、JCVNってどんな企業なのか、どれくらいお金が貰えるのか、気をつけるべきことは何か、こういった話題についてこの記事では疑問にお答えしていきます。是非最後までご覧下さい。

JCVNってそもそも何?

「JCVN」とは「ジャパンクリニカルボランティアネットワーク」の略で、治験ボランティアの窓口業務を行う企業です。
医療業界発展と医薬品開発のために、治験実施機関や製薬メーカーから治験ボランティア募集がかかるとJCVNに登録した20歳以上の成人を紹介する業務を行っています。
創立からは20年経っているので業界内でも安定した地位にいると言えるでしょう。

治験ってどんなことをするの?

治験とは製薬会社が新しい薬を開発するに当たって厚生労働省から認可を受けるために必要な人体を用いた検査の事です。

名目上はアルバイトではなくあくまで「治験ボランティア」と呼ばれます。貰えるお金もバイト代ではなく協力費とされます。
協力費は拘束時間の比較的短い通院他タイプでも一日1万円から貰えることがあるので、楽なバイト・副業として有名です。

薬を人体に投与する、というと不安になる人も多いでしょうが、製薬会社も様々なプロセスを経て治験へと漕ぎ着けており、又万が一少しでも想定しない副作用が発生した場合は治験は中断され然るべき処置を受けさせてくれます。”100%安全”というものは存在しませんが、限りなく安全なボランティアと言えるでしょう。

JCVNの治験ボランティアに向いている人

JCVNの治験ボランティアに向いていると言えるのは以下のような要素を持つ方です。
関東圏、関西圏、九州地方にお住まい
20代〜80代の男女
時間に余裕のある人(例えばフリーターや学生さん等)
中高年の方
JCVNのWEBサイトを見ると治験募集地域は全都道府県に見えますが、やはり案件が多いのは先に挙げた関東圏、関西圏、九州地方となります。
基本的には健康な成人を募集することが多い治験ボランティアですが、ものによっては持病を持つ方を対象としたボランティアもあります。

JCVNの治験ボランティアでどれくらい稼げるの?

治験は通常通院タイプと入院タイプがあります。
前者は服薬をしながら日常生活を送ってもらい、定期的に検診を受けるものです。比較的拘束時間が短いので副業として取り入れやすいでしょう。報酬は一日辺り一万円〜となっています。
一方後者の入院タイプは、指定された病院に赴き、そこで生活しながら服薬や検査を行います。拘束時間が長いので協力費も高い傾向にあり、一週間で10万円、一ヶ月の長期入院ともなると50万円になることもあるそうです。長期休みはあるけど特にやることが無い、なんていう学生さんなんかにはうってつけの副業ではないでしょうか。

気になるJCVNの口コミまとめ

実際に気になるのは治験に参加した方のナマの声でしょう。JCVNに参加者の感想が掲載されていたので引用します。

新しい糖尿病に関する検査技術の治験に参加しました。投薬を受ける治験ではないため、病気に関する一切の不安もなく、新技術への貢献ができると考え参加しました。病院での入院でしたが、医師も看護師さんも親切で持病に関するアドバイスまでいただきました。治験では、投薬などでプラセボの対象になった場合、持病が、悪化する可能性も考えられますが、技術的見地からの治験では、このような心配もありませんので安心して参加できますし、新技術確立に貢献できると考えると参加の意義も大きく、ある意味、社会貢献の一翼を担えると思います。
千葉県在住 M.Tさん 60代(63歳)男性

昼間の空いている時間に何かできないかなと、アルバイトに応募する感覚で治験に登録してみました。いざ参加が決まると色々と試されるのかな、と当初は不安に思いましたが、実際は全く違っていて治験をする目的、方法、安全性や終了日までの流れ等とても丁寧に説明して下さり、安心して参加できました。参加日程で都合が悪くなった時も、別の日程で調整して下さりとても気持ち良く終了することが出来ました。また機会があれば是非参加したいです。
大阪府在住 N.Sさん 30代(39歳)男性

通院治験の経験は数回ありましたが、入院治験には参加した事が無く、初めての入院治験に参加する前は、周りは知らない人ばかりだし、空いた時間はどうやって過ごせば良いのだろう?…等と、不安な事ばかりでしたが、実際に参加してみると、個人のプライバシーは保てるし、検査・食事・入浴・就寝…と、リズミカルに毎日が過ぎて行き、あっという間でした。 お薬の研究や他の人のお役に多少でも立つのも、何か良い事をした気持ちですし、普段の診断より詳しく自分の身体の事が分かり、助かりました
東京都在住 N.Aさん 50代(56歳)女性

他にも治験が行われる施設が大学病院のようなしっかりとした設備である点に好感を持つ人や、食事が豪華だったり居住施設が綺麗といった点をメリットとして挙げる人もいます。

JCVN利用時に注意すべきこと

先に述べた通り案件のカテゴリは全都道府県ありますが、実際に募集が行われているのは関東圏、関西圏、九州地方が中心です。地方もないことはないのですが如何せん数が少ないので募集案件と自分の属性がマッチしないことも多々あるでしょう。
また、JCVNの治験に参加するには説明会に行かなければなりません。例えば関東圏だと五反田に説明会会場があるようです。近所に住んでいる人には特に負担ではないでしょうが、離れた場所に住んでいる人にとっては面倒な事の一つになるでしょう。ネットで治験を募集する会社の中では説明会への参加が必須なところは珍しいので人によっては合わないかもしれませんね。

まとめ

製薬会社の新薬が厚労省からの認可を受けるために必要な「治験」というステップを行うために必要な人材を紹介する窓口が「JCVN」という企業です。
治験は通院タイプと入院タイプに主に別れどちらも服薬しながら生活を送り定期的に検査を受けるものです。

一日当りの協力費は1万円〜となっており、一ヶ月の入院が必要ともなれば50万円に登ることもあるので労働強度が低く稼ぎやすいボランティアとして知られます。
但しJCVNの治験ボランティアになるためには説明会に赴かなければならず、説明のためだけに遠くに行かなければならないので人によってはデメリットと言えます。また募集地域も関東圏、関西圏、九州地方が中心となり、地方では案件がかなり少なくなります。
治験ボランティアは普段の生活を送りながら協力費を貰える楽な仕事ですのでまずは登録してみてはいかがでしょうか。

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