ネットビジネス

ベヘイビオラル(行動学的)属性をネットビジネスで活用!

世の中には様々なマーケティング手法があり、結局どれがいいのかわからないなんて経験をした人は多いのではないでしょうか。

特にネットビジネスにおいてその傾向は顕著に現れており、考えるのも嫌になってしまいます。

そんな時は、ビヘイビアル(行動学的)属性について考えてみましょう。

ビヘイビアル(行動学的)属性ってなんのこと?

突然聞きなれない単語が出てきましたが、順を追って解説していきますのでご安心ください。

まずマーケティングにおいて、初めに行うべきはセグメンテーション、つまり市場の細分化です。

次に細分化した市場のどこで戦うかを検討(ターゲティング)し、自社の立ち位置はどこかを明確にする(ポジショニング)ことで、効果的に売り込むことにつながります。

この分析をそれぞれの頭文字をとってSTP分析と呼びますが、対象となる市場を細分化し、見込み客をきちんと特定することで、よりユーザーの得られるベネフィットが提示できる手法です。

例えば自社の製品は20代から30代の女性向けです、と説明する場合、ターゲティングはできていますが、セグメントができていません。

ターゲットを選定する前に市場を細分化する必要があるのです。

セグメンテーションには、ジオグラフィック(地理的)、デモグラフィック(人口動態)、サイコグラフィック(心理的)、ビヘイビアル(行動学的)の4つの属性が存在します。

まずジオグラフィック(地理的)属性は、地域によって消費者のニーズは異なることを表しています。

例えば沖縄でスキー用品店を出してもニーズは少ないため、サーフボードやシュノーケリングのレンタルを営む方が需要は高い、といった考え方です。

実店舗を持つ場合は非常に重要になってきますが、ネットビジネスの場合は基本的にあまり関係がないので無視しても構いません。(ネット上で地域に根ざした製品やサービスを販売する場合はしっかりと検討する必要はあります)

次にデモグラフィック(人口動態)属性は、性別や年齢、所得、家族構成などによって消費者のニーズが異なることを表しています。

20代から30代の女性向け、というのはこのデモグラフィック属性による分析となっています。

ただし、年齢が近かったり性別が一緒であったりしても、それだけで同じ枠に括ってしまうのは正しいのかというと疑問が残ります。

20代の独身女性と30代の既婚女性では、行動に大きな差が出そうなことはすぐに気づきますね。

そこで次のサイコグラフィック(心理的)属性を用いて分析を行います。

これは趣味趣向、価値観やライフスタイルなどによってニーズが異なることを表しています。

フリース生地のアウターがトレンドだから欲しい、暖かくて機能的だから欲しい、といった購買動機とも言い換えることができます。

ECサイトを運営している人はマーケティングの知識がなくても無意識にデモグラフィックとサイコグラフィックを用いた分析をしているケースもあるかもしれません。

そして最後に最も利益に直結するのが、ビヘイビアル(行動学的)属性による分析です。

これは利用頻度や利用用途によって消費者のニーズを分析する方法です。

ライトユーザーヘビーユーザーに分類し、いつどこでどのように使うのかを分析することで効果的に売り上げを伸ばすことにつながります。

また、購入履歴を見ることで次に欲しがりそうなものの分析や、他のユーザーとの比較が可能になります。

 

ビヘイビアル(行動学的)属性の活用

例えば「掃除機 おすすめ」というワードよりも「ダイソン 最安値」というワードで検索する人の方が購入までの距離が近いことはお分りいただけると思いますが、これは消費者がどの段階にあるのかによって取る行動が異なることから説明できます。

「掃除機 おすすめ」のワードで検索をする人は掃除機に興味を持っている段階で、まだ購入するには遠い状態です。

詳細を知りたい場合や比較したい場合はそれぞれ「商品名 機能」、「商品名 違い」といったワードで検索します。

比較検討した上で購入しようと決めたら「ダイソン 最安値」のようなワードで検索をかけるでしょう。

これはインターネット検索を用いた際に見られる消費者の心理的プロセスを分析したAISCEAS(アイセアス)の行動パターンです。

Attention(認知)、Interest(興味)、Search(検索)、Comparison(比較)、Examination(検討)、Action(購入)、Share(情報共有)と順に行動が移っていくことを表しており、それぞれの段階に合わせた戦略が必要なことが分ります。

つまりオウンドメディアやブログなどで集客を行う場合は、どの段階の見込み顧客を引き込むのかを検討し、届けたい情報を熟考する必要があるのです。

ただし、これらのセグメント属性を用いて分析を行う場合、思い込みで行わなことや根拠となる数字があることに注意が必要です。

まとめ

市場を細分化し、どの市場を狙い、自社の立ち位置を明確にするSTP分析はマーケティングの基礎として、最初に行うべきものですが、セグメントの中にはジオグラフィック(地理的)、デモグラフィック(人口動態)、サイコグラフィック(心理的)、ビヘイビアル(行動学的)の4つの属性が存在します。

中でもビヘイビアル(行動学的)属性は頻度や用途、行動段階の分析を用いて効果的に売り上げアップに直結させることができます。

ただし思い込みで分析すると的外れなものになりますので、しっかりと裏付けを取ったり根拠となる数字に基づいてセグメントするように注意が必要です。

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