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メッシュリンク構造の有用性や作成のコツを紹介!

自社Webサイトやブログのアクセスを上げたいときにSEO対策をするかと思います。しかし様々な情報や、繰り返されるGoogleのアップデートにより、具体的にどの対策が有用であるかがわかりにくくなっています。もちろん全て対策をすることでよりSEO最適化も望めるかもしれませんが。
今回紹介するメッシュリンク構造は、WebサイトをGoogleに認識してもらうための「サイト構造」のことです。具体的に何をすればよいのかを一つずつ解説してきます。

メッシュリンク構造ってなに?

Googleの頻繁なアップデートで、検索順位が大幅に乱高下しています。

従来から内部リンクや、人気のあるWebサイトからの外部リンクの数が、サイトの評価数に影響がありました。こちらも例外なく、影響が少なくなった時期もありましたが、最近になりまたこれらの評価が高まってきています。

メッシュリンク構造とは、コンテンツ間の関連記事で、網目のようにリンクを張り巡らせることを言います。

それではなぜこの構造が有用であるかも見ていきましょう。

メッシュリンク構造が有効な理由

従来までの基本のリンク構造は、TOP画面→カテゴリ→記事というようにピラミッドのように縦へ下って構造がメインでした。この場合、縦のつながりを重視しているために、メニューバーに関連している記事のつながりはありましたが、違うメニューの記事同士の横のつながりが弱いといった欠点がありました。つまり、検索エンジンを通じて見つけてほしいメインページまで検索エンジンロボットがたどり着かない、ページを探し出すことが容易ではありませんでした

これに対し、メッシュリンク構造は、横のつながりにもリンクを張り巡らせておくことで訪問者がサイト内をスムーズに移動できる点から、検索エンジンロボットも同様、容易にサイト内を移動し、テーマを認識できるようになります。結果SEO対策に有効、検索での上位表示が見込めるということになります。

メッシュリンク構造を実現させるコツ

ではまず、メッシュリンク構造を実現するための流れを見ていきましょう。

網目のように記事やコンテンツ同士をリンクでつないでいくためには、やみくもに記事を書くのではなく、事前に構成を設計する必要があります。

サイトのテーマ、メニューの数、メインの記事を事前に設計し、どの記事と記事をリンクでつないでいくか、入念に設計する必要があります。

もちろん後からでも修正可能ですが、最初の段階からメッシュリンク構造を意識してサイトを作ると、メインコンテンツとなる最下層まで検索エンジンロボットがたどり着けるようになります。より早くGoogleの評価を得られるでしょう。

具体的な施策としては、

1.最下層のページにたどり着けるような構成にする。
例えば、トップページにランキング機能を付ける、特集を組むなどです。これによりトップページから最下層のページへ容易に飛ぶことができます。
さらに入念に対策するならば、メニューの階層の下ページにもこれらの機能を付けていくとさらに細かいメッシュが出来上がります。
これにより、TOPページから2クリック以内で全てのページにアクセスができるように設計ができます。

2.記事からトップページへ戻るリンクも設定する。
記事からトップページへの移行もスムーズに行えると良いでしょう。
ここでの目的もトップページとのつながりの強化です。またユーザーも、記事を読み終わったらトップページに戻りたいという要望もあります。ここの設計は意外と忘れがちなのでわかりやすい場所にリンクを設定すると良いでしょう。

リンクの設定以外にも、基本的なことですが、サイト全体を正しく検索エンジンに認識させるための、「Google Sitemaps」の提供もすると良いですね。
いまこういう構造になっている、ということをこちらからGoogleに伝える役割がありますので、導入していないかたは検討してみてください。

まとめ

メッシュリンク構造がSEOに有用であることがおわかりいただけたかと思いますが、メッシュリンク構造にしたからと言ってすぐに検索上位になるわけではありません。
あくまでGoogleが構造上見つけやすい設計であるために長期的に見ていくと良いでしょう。
構造の設計と同時に記事のアクセス分析を行うことで、どういった検索キーワードからサイトへ流入しているのか、ユーザーの特性を把握することでメッシュリンク構造をどうつなげていくかのヒントにもなるでしょう。

ユーザーのニーズに合う良質なコンテンツ、適切な導線、Googleから見ても見やすい構造のWebページを作ることが検索上位になる一番のポイントになります。

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