近年、おっさんレンタルというサービスが話題を呼んでいますが、おっさんレンタルの女性版であるウーマンレンタルというサービスをご存知でしょうか。
空き時間で働けて特別なスキルも必要ない為、OLや経営者の副業としても注目されています。
本日は、そんなウーマンレンタルの副業の仕事内容や報酬相場、メリットデメリット等について解説していきます。
ウーマンレンタルとは?
先程も少し触れましたが、ウーマンレンタルとは、女性を一定時間レンタルできるサービスです。
例えば以下のような依頼が来ます。
・恋愛相談や人生相談に乗って欲しい
・仕事の手伝いをしてほしい
・買い物やライブなどのイベントに付き合ってほしい
・友人、恋人のふりをしてほしい
基本的に何でもアリですが、性的なサービスはNGとなっています。
依頼者は男女問わず。
女性に頼みたいけど頼める人が周りにいない、あえて知らない人に依頼したい、という人が依頼をしてきます。
今流行りのおっさんレンタルの女性バージョンと捉えるとよいでしょう。
ウーマンレンタルの副業に向いている人は?
ウーマンレンタルはスキルがなくても始められるお仕事ではありますが、もちろん向き不向きはあります。
向いている人は以下の特徴が挙げられます。
・コミニュケーション能力が高い
・一般常識がある
・何か1つでも得意分野がある
・良い意味で強い個性がある
・人生経験が豊富
・聞き上手
やはり初対面の人といきなり会うわけですから、ある程度のコミニュケーション能力は求められます。
また、恋愛相談、人生相談を依頼される事も多くあるので、聞き上手かつ自分の経験談を交えてアドバイスできるほどの人生経験があると尚良いでしょう。
逆に、上記のような特徴がなく、初対面の人と話すのが極端に苦手な人には向いておらずおすすめできません。
ウーマンレンタルの報酬相場
それでは気になる報酬相場について解説します。
基本的に1時間毎にレンタル料金が設定されていますが、このレンタル料金は登録しているスタッフ側が自由に設定できる場合が多いようです。
その料金設定の幅は大きく、安くて500円、高い人だと5,000円程度になります。
料金設定が安ければ依頼は増えますが、その分数をこなさなければなりません。逆に料金設定が高ければ1発は大きいですが、人気が出るまでは依頼がなかなか来ないかもしれませんね。
尚、レンタル料の内20%が手数料として会社から引かれるので、その差額が自分の収入となります。
評判が良くなって人気が出たりリピーターが増えるとコンスタントに仕事が入るので、副業ながら月に5万円以上稼ぐ人もいるようです。
この金額が多いか少ないかは捉え方次第ですが、あくまでも単純な労働ではない事と、普段の仕事では経験できない事も経験できるという点からすると、割の良い仕事でしょう。
ウーマンレンタルの始め方
ここまで仕事内容や報酬相場等を見て、始めてみたいと思った方もいらっしゃるかもしれません。ここからは、ウーマンレンタルの始め方について説明します。
ウーマンレンタルを始めるには、まず専用のサイトにアクセスして会員登録をする必要があります。登録サイトは多数ありますが、どのサイトも基本的に登録すればOKというわけではなく、対面、あるいは電話やLINEでの面接があります。
この面接には、不純な動機やイタズラで応募してくる人を排除する目的もあるようです。
また、登録には登録料がかかり、その後の利用料金もかかります。
登録料はサイトによって様々ですが、概ね1万円程度。利用料金は年間で数万円と高額になるところが多いです。
登録や利用にコストがかかるのは、面接と同様に不純な動機やイタズラでの応募・登録を防いで健全な運営をするという目的もあります。更に、仕事を始めるにあたっての初期投資ができる人は高収入でお金に余裕があり、人生経験も豊富である事が多い為、依頼主側としても安心して依頼できるというわけです。
ウーマンレンタルを副業でやるメリットとデメリット
ここからは、ウーマンレンタルを副業でやるメリット、デメリットを解説していきます。
メリット1:色々な人と話す機会が増える為コミニュケーション能力が上がる
元々ある程度のコミニュケーション能力は求められますが、毎回初対面の人と話す事になるわけですから、自ずとコミニュケーション能力が上がります。
また、普段の生活では出会えないような人とも出会う事ができ、知らない世界を知る機会を得る事もできます。
メリット2:特に資格や経験は必要ない
専門職というわけではないので、始めるにあたって資格や経験は必要ありません。
コミニュケーションスキルと時間さえあればすぐに始められる点もメリットといえるでしょう。
ただし、依頼主からある特定のジャンルに対する相談を受ける場合は、その資格や経験があるとより多くの有益な情報を伝える事ができ、また伝える内容に説得力が生まれるので、もちろんあるに越した事はありません。
デメリット1:依頼主と合わないとキツイ
仕事の性質上、依頼主がどんな人なのか会ってみないとわかりません。
どんな人が来ても、何を言われても柔軟に対応できるスキルが求められます。
実際に会ってみると全然性格が合わなかったり、自分が苦手なタイプだと、一緒にいるのが苦痛になるでしょう。
また、性的サービスはNGとなってはいるものの、男性の依頼主からセクハラをされるケースもあるようなので、多少のセクハラを受け流せる人でないと厳しいかもしれません。
デメリット2:安定収入にはならない
仕事はあくまでも依頼ベースの為、安定した収入にはなりません。
リピーターが付いたとしても、毎週、毎月かならず依頼をくれるわけではないでしょうから、副業で一定の収入を得たいという方には向いていませんね。
また、先程解説した通り、始めるにあたってはコストもかかります。お金に余裕がないと始められないですし、本業に支障が出ない範囲で赤字になるリスクを承知で始める必要があるわけですね。
まとめ
今回はウーマンレンタルの副業について解説しました。
始めるにあたってはある程度の経済力、コミニュケーションスキルは求められるものの、特別なスキルは必要なく、普段経験ができない事が経験できるやりがいのある仕事なので、興味のある方はサイト登録から始めてみてはいかがでしょうか。