みなさんは住宅展示場に行かれたことはありますか。
住宅を購入する前には、モデルルームへ見学に行く方が多いかと思います。
この展示場でお客様に対し、案内をしてくれるスタッフも副業にすることが出来るんです。
今回はそんな住宅展示場のスタッフのお仕事をご紹介します。
住宅展示場スタッフの副業の仕事内容
住宅展示場のスタッフの主な仕事は、来場者の受付・パンフレットの配布・アンケートの回答依頼と回収・展示場の案内・場合によってお茶出しをすることです。
このスタッフは、あくまで常駐している不動産会社の社員のサポートの役割のため営業行為をする必要はありません。
住宅展示場では、土日祝日にファミリー向けのイベントを開催することが多くあります。
例えば、お子様の相手をしたり、お祭りで見かけるイベント(風船、ヨーヨー釣りなども)を仕切ったりと、社員が商談を進めやすくするためにこのようなイベントの対応をすることもあります。
また来場者の客層は様々で、新婚夫婦の方もいれば中高年の方もいらっしゃいます。そのため住宅展示場スタッフの年齢層も幅広く募集していることもあり、年齢問わず出来るお仕事になります。
展示場スタッフは住宅の営業を行うわけではないため、経験者でなくても採用されることが多いことが特徴です。
人と接するのが好き、サポート役に回るのが好きなど、基本的な接客スキルを持っていれば採用される可能性が高いでしょう。
住宅展示場スタッフの副業の報酬相場
住宅展示場の来場者数が多いのは土日祝日になりますので、住宅展示場スタッフもそれに合わせて勤務できることが採用の条件になる場合が多いでしょう。
地域差はありますが、時給1000円~1500円くらいが平均相場です。会社によっては案内をした人数による歩合が発生することも。
勤務時間は実働6~8時間の日中であることが最も多く、オフィス勤務と同じ感覚で働くことができます。
住宅展示場スタッフを副業として始める流れ
住宅展示場スタッフとして働くには主に3つ方法があります。
1.アルバイト情報媒体でアルバイト募集を見つける。
年中広告をだしているハウジングもありますので、最も簡単に見つける方法となります。
Webサイトで探す場合は、住宅展示場 スタッフ」、「住宅展示場 アルバイト」などの関連したキーワードで探してみましょう。
2.アルバイト情報媒体で派遣登録をする。
これも一般的な募集方法となります。派遣会社に登録を行い、そこから現場へ派遣されて勤務することになります。
登録の際に条件のすり合わせなどの面談がありますが、一度登録すれば定期的に声をかけてもらうことも出来るため、副業として長く働くためには派遣会社に登録してしまう方法もよいかもしれませんね。
3.ハウスメーカー、不動産会社、総合住宅展示場と直接契約する。
気になる住宅メーカーのホームページをのぞいてみましょう。
ホームページに募集がない場合も、住宅展示場スタッフはタイミングがあえば採用してもらえる場合もあります。
この場合は、直接契約になるので一度採用されたら、住宅展示イベントが開催されるたびに声をかけてもらえる可能性も高く副業で定期的に勤務するには良い探し方と言えます。
ご自身のライフスタイルに合わせて最適な方法で住宅展示場スタッフのお仕事を探してみてください。
住宅展示場スタッフの副業のメリット
未経験でもチャレンジ出来る、時給の割には重労働でないことがメリットとしてあげられます。
不動産に関する情報(ローン、税金、価格など)についての専門知識は必要ありません。宅建士の資格も不要です。
仕事内容も簡単なご案内、お茶出しや訪問後のお客様アンケートの回収などが主な仕事になりますので、負担が少なく働くことが出来ます。もちろんこういった事情を知らないお客様には詳細を質問されることもあるかもしれませんが、営業社員が常駐しているのであくまでもサポートと割り切って働くことができます。
住宅展示場スタッフの副業のデメリット
勤務地が遠い傾向にあることがデメリットとして挙げられます。
住宅展示場にはいくつかのモデルルームを建てているため広い敷地が必要です。こういった背景から勤務地が最寄り駅から近いケースは稀です。
マイカー通勤可の場合もありますが、応募の際は勤務条件をしっかり確認しましょう。
この他にも、展示場スタッフは接客業なので、服装身だしなみをしっかり整える必要がありますし、時には勤務中に思わぬ知り合いに遭遇することも考えられます。もし副業がばれるとまずい状況であるならば予め考慮しましょう。
まとめ
住宅展示場のモデルルームはまさに理想の家で、お客様も前向きな気持ちで訪問しますよね。そんな展示場でお客様をご案内するというお仕事はやりがいもあり楽しいお仕事だと言えるでしょう。
明るい気持ちになれることもあったり、副業で取り組んでもよい気分転換になる方もいるかもしれません。
興味を持たれた方は是非、副業の候補として検討してみてはいかがでしょうか。