副業のポイント

CADオペレーターを副業でやるとどれくらい稼げる?メリット、デメリットも徹底解説!

CADオペレーターというお仕事をご存知でしょうか。
聴き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、シンプルにいうと主に建築・機械業界において専用のCADソフトというものを使用して図面の作成や設計などを行う仕事です。
パソコンで行う作業で、専門のスキルが必要となる為昨今ニーズが高まっています。
本日はそんなCADオペレーターの副業について、仕事内容や報酬、メリットデメリットを解説していきます。

そもそもCADってなに?

求人情報誌などで「CAD」という文字自体は目にしたことがあっても、意味はわからないという方は多いと思いますので先に説明しておきます。
CADとは、「Computer Aided Design(コンピューター支援設計)」の略で、コンピュータを使用して製図や設計を行うことを目的として開発された設計支援ツールのことです。
元々は、設計現場で「ドラフター」と呼ばれる手書きの図面を電子化しコンピューター上で再現したもので、従来は手書きで行われていた設計作業をコンピュータで行うことによって効率的に作業を進めることができるようになりました。
近年ニーズが高まっており、今回紹介するCADオペレーターとしての専門技術を持って働いている方も多くなってきています。

CADオペレーターってどんな仕事?

CADというもの自体はある程度ご理解いただけたかと思いますが、ここからは、CADオペレーターとは実際に何をする仕事なのか紹介していきます。
冒頭でも少し触れましたが、CADオペレーターとは、CADソフトというものを使用して図面の作成や設計、トレースを行う人を指します。建築・機械業界はもちろん、近年ではインテリアの設計や、ジュエリー・アパレル業界などでも活躍しています。
また、技術さえあれば副業として稼ぐこともできるため、企業に所属しながら副業としてCADオペレーターをやっている方も増えてきています。
リモートワークにより在宅勤務が可能であることもCADオペレーターの副業が注目されている要因の1つといわれています。

CADオペレーターを副業としてやる場合の報酬ってどれくらい?

近年ニーズの高まりから増えてきているCADオペレーターの副業ですが、どれくらい稼げるのか見てみましょう。

まず、在宅CADオペレーターの収入は、本業でフリーランスとしてやっている人の場合で平均350万円程度といわれています。

在宅CADオペレーターを副業としてやっていく場合、基本的には本業の隙間時間を使って作業をすることになる為、休日や終業後に時間を作ることになり、本業でやっている人ほど作業時間が取れません。

よって、本業でやっている方の1/3程度、つまり、年間100万円程度と考えるとよいでしょう。

うまく立ち回ることができれば本業の報酬に100万円をプラスできることになりますから、稼げる仕事といえますね。

CADオペレーター副業のメリット

ここからは、CADオペレーターを副業のメリットについてご紹介します。

スキルが必要なので競争率が低い

CADオペレーターは誰でもすぐにできる仕事ではありません。
スクールで学んだり、実務経験がないとできない仕事なので、競争率が低く需要が供給を上回っていることが多いです。
そのため、一度スキルをつけてしまえば引く手数多ともいえます。

場合によっては継続案件となり安定収入が見込める

製図の出来が良かったり作業が早かったりすると、企業側としても「またこの人に頼もう」ということになりますから、スキルがつけば継続案件となり安定した収入を得られる可能性もあります。
依頼主の信頼を得ることができれば、報酬アップも見込めます。

CADオペレーター副業のデメリット

専門職ということもありスキルを磨けば食いっぱぐれることのないCADオペレーターの仕事ですが、デメリットもあります。

最低限のスキルが必要

専門職で誰でもできることではなく競争率が低いということは、裏を返すと最低限のスキルが必要ということになります。
初心者や付け焼き刃のスキルだとそもそも仕事に繋げることもできません。
無理をして始めたとしても、納期遅れや質が悪かったりするとクレームや報酬減額にも繋がります。

コミュニケーション能力が乏しいとキツイ

在宅勤務なので誰とも会話せず黙々と作業できそうなイメージを持つかもしれませんが、依頼元の企業担当者等との打ち合わせ等も発生する為、実はコミニュケーション能力も求められます。
しかも、対面ではなくリモート環境(メール・チャット・電話)になりますので、よりミスコミニュケーションが発生しやすい環境です。
誰も助けてくれないので、自分で積極的にコミニュケーションを取れる人でないと副業としてやるのは厳しいといえるでしょう。

CADオペレーターを副業として始めにはどうしたらいいの?

最後に、CADオペレーターを副業として始める方法を解説します。
CADオペレーターの求人を探す方法として最も有効なのは、求人情報サイトの利用です。
求人サイトの中でも、CAD求人に特化した求人情報サイトが存在しますので、そういったところを利用するとよいでしょう。

ただし、副業として始めるのが目的の場合、基本的には本業にできるだけ支障を来さないよう、休日や終業後の時間を活用して作業ができる環境である必要があります

この場合、求人情報サイトで探す場合の雇用形態は「業務委託契約」であることが望ましいです。

業務委託契約の場合、「CADオペレーター」の作業を企業から受託するという形態の為、納期までに納品作業さえ遅滞なく行うことができれば、いつどこで作業をしていても大丈夫です。
したがって、自宅で隙間時間に作業を行って稼ぐことができるのです。

まとめ

近年、大変ニーズが高まっており、引く手数多となっているCADオペレーターの仕事。
全くの初心者だと突然始めるのは正直厳しいのですが、既にCADオペレーターを本業としている方や、過去に経験のある方は、自分のスキルを生かして空いた時間に稼ぐことができるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

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