副業のポイント

あの「赤ペン先生」を副業でやるとこんなに稼げる!始め方と報酬相場を解説

学生時代、赤ペン先生にお世話になったことがある人は多いでしょう。赤ペン先生とは、問題を解いて送ると、丁寧に添削してくれたり、ちょっとしたコメントを書いてくれたりして、まるで個別指導のように勉強を見てくれる人のことです。

実は、赤ペン先生をはじめとした通信添削代行は、昔から人気の職業です。学習指導になるため、ある程度の知識や学歴は求められますが、自宅ででき、報酬も比較的高いため、サラリーマンの副業としても高い人気を誇っています。

そんな赤ペン先生をはじめとした、添削代行の副業の始め方や報酬を解説します。

赤ペン先生(添削作業)でやるべき仕事内容

「子供たちの答案を見て添削する」。これが赤ペン先生のお仕事です。

添削用のマニュアルや、判断に迷ったときのサポート窓口が用意されているため、未経験でも安心して取り組むことができます。自宅ででき、頻度も週に2~3回なので、副業したいサラリーマンや、主婦にうってつけの職業です。

しかし、誰でもできるかというと、ちょっと素質がいるかもしれません。というのも、添削するだけでなく、子供たちのコメントに返信したり、アドバイスをしてあげる必要があるからです。しかも返信は手書きです。子供たちひとりひとりと丁寧に向き合い、親身になって対応できる度量が必要です。

赤ペン先生にはどうやったらなれる?

次は、赤ペン先生の「なり方」について見ていきましょう。いろいろと方法はありますが、ここでは一番手っ取り早い方法を解説します。

1、求人サイトやクラウドソーシングサイトに登録

赤ペン先生をはじめとした添削代行作業は、特にクラウドソーシングサイトで広く募集されています。学歴などのプロフィールをしっかり登録しておくと、こちらから応募する前に仕事の依頼が来たりすることがあるので、できるだけ細かく登録しておきましょう。

2、必要書類を提出して応募する

次に、いいなと思った募集に応募します。応募には、募集主(クライアント)によって提出する書類が決められているため、しっかりと募集要項を確認しましょう。一般的には、学歴や得意科目がわかるものを求められることが多いです。中には、書類だけでなく面接をするところもあります。

3、所定の研修を受講する

クライアントに書類を提出し無事に登録が終われば、次は所定の研修を受けて、添削作業に必要な知識を身に着けます。研修は、直接どこかへ受けに行ったり、テレビ会議システムなどを用いて自宅で行ったりと様々な方法がありますので、クライアントと相談の上、都合の良い方法を選びましょう。研修を受けなければ、いつまでたっても仕事を受注することはできません。

4、実際に作業をする

研修を修了したら、いよいよ実作業に入ります。週に2~3回自宅に送られてくる答案にすべて目を通し、添削やアドバイスを行います。困ったら、マニュアルやサポート窓口を利用しましょう。ちなみに、クライアントによっては1年に1度、現在の教育方針の説明や、他先生との交流の場として研修を行っているところもありますので、仕事を続けていきたいなら積極的に参加した方がよいかもしれません。

赤ペン先生を副業にするメリット

赤ペン先生を副業にするメリットを見ていきましょう。サラリーマンの副業に最適と言われる理由はなんなのでしょうか。

1、在宅勤務可能

一番大きいメリットとしては、自宅で作業が可能ということでしょう。

わざわざ出かける必要がないので、本業が終わったあとの時間を有効に活かすことができます。自分のペースでコツコツと仕事ができる上、予定がある週は仕事を無理に入れる必要もありません。平日は残業でなかなか自宅に帰れない、という人でも、仕事量をコントロールしやすいため、本業と両立させやすいです。

2、勉強のスキルをそのまま活かせる

今まで習ってきた勉強のスキルをそのまま活かすことができる、要するに新たに一から覚えなおす必要がない点も、大きなメリットでしょう。「添削はできてもアドバイスが難しそう」と考える人もいると思いますが、自分が学生自体どういう勉強方法をしていたのかを書くだけでも、アドバイスにつながります。

3、割と誰でもできる

勉強の添削作業と聞くと難しそうに聞こえますが、実は割と誰でも行えるくらいの難易度です。添削用の解答がちゃんと準備されているので、基本的にはそれを見ながら○×をつけていくだけだからです。マニュアルやサポート窓口といった、添削初心者用のサポートもあるので、困ったときも安心です。子供たちに真摯に向き合う気持ちがあれば、誰でも行える仕事といってよいでしょう。

赤ペン先生の報酬の相場

最後に、赤ペン先生の報酬を見ていきましょう。

赤ペン先生の報酬は、答案用紙1枚につきいくら、という計算方法になります。採点する答案用紙の難易度によって単価が異なり、その単価は300円~1,000円とかなり幅があります。完全歩合制なので、やればやるだけ稼ぐことができますが、慣れないうちは1枚にかかる作業時間が長くなってしまい、思ったように稼ぐことはできないかもしれません。

慣れてくれば、週3回・1日2時間ほどの添削作業で月に15~20万程度稼ぐこともできます。コツコツを地道に続け、かつ作業効率を高めていくことが、赤ペン先生で稼ぐコツになるでしょう。

まとめ

赤ペン先生は、実は副業者が多い職業でありました。最初のうちはなかなか稼ぎにくいものの、慣れてくれば短い時間でしっかり稼ぐことができるようになるため、日中に本業があるサラリーマンにうってつけの仕事と言えるからです。ある程度の学歴が求められたり、研修を受ける必要があったりと、仕事開始までのハードルはやや高めですが、登録が終われば自分のペースで行えるというのが人気の秘密ですね。

とはいえ、面倒な準備はしたくない、思い立ったらその日からすぐ副業を始めたいという人には向いていません。そんな人は、パソコンがあれば誰でも簡単に行える、ネットビジネスがオススメですよ。

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