副業のポイント

サラリーマンの副業でスカウトをやると稼げるけど危険な理由を解説

サラリーマン向けの副業紹介サイトを見ていると、「稼げる副業」として紹介される副業に「スカウト」が書かれていることがあります。

「1ヶ月で100万!」「誰でもすぐできる!」など、とても魅力的なメリットが書かれ、中には「女の子と出会える」なんてメリットを挙げているところもあります。

しかしスカウトの主な職場はいわゆる歓楽街、むしろ危険なことが多い印象がありますよね。

果たしてスカウトは、サラリーマンが副業として行っても安全なものなのでしょうか。そもそもスカウトとはどういう仕事なのか、そこから解説していきたいと思います。

スカウトってどんなことをする仕事?

まずは「スカウト」の仕事について、解説しましょう。

スカウトとは、ナイトワークや芸能プロダクションに女性を紹介して、その紹介料を貰うという仕事です。

キャバクラや風俗が多いですが、中にはグラビアアイドルや交際クラブ、美容クリニックのモニターなど、女性のニーズに合わせた職業を紹介します。

スカウトと言えば夜の歓楽街で女性に直接声をかける、というイメージが強いですが、今は路上だけでなくTwitterや出会い系など、インターネットも使っています。スカウトで稼いでいる人は、両方を上手に使いこなしています。

スカウトはどのくらい稼げる?報酬の上限は?

「稼げる副業」として紹介されることもあるスカウトですが、具体的にはどれくらいの稼ぎになるのでしょうか。

スカウトの稼ぎは、一概に「これくらい」と言えず、極端な話ピンキリです。全く稼げない人もいれば、月収100万円という人もいますし、中にはなんと年収で2億も稼いでいる人もいるのだとか。

スカウトの給料システムは、女性を紹介すればするだけ紹介料が入るシステムであるため、1人も紹介することができなければもちろん0円です。上限もなく、コツをつかんでコンスタントに女性を紹介できればいくらでも稼げます。

スカウトって違法性はないのか?

ここで気になるのは、スカウト行為は合法なのか?という点です。

ご存知の人も多いと思いますが、路上でのスカウト行為は紛うことなき違法。具体的に言うと迷惑禁止条例が適用され、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されることになります。

しかし、路上でスカウト行為を見かけたことがある人も多いと思います。歓楽街なんかに行くと、実際に声をかけられたことがあるという人もいるのではないでしょうか。

スカウト行為は違法であることは間違いないのですが、「声かけするだけ」なら違法ではないのです。そのためナンパ風に声をかけることで、取り締まりの目をごまかしているスカウトマンがほとんどなのです。

スカウトをやることの注意点・デメリット

うまくやれば稼げそうですが、その分リスクが多そうなスカウト。サラリーマンが副業で行おうとしたときの、注意点やデメリットを解説します。

1、求人サイトのスカウト募集は嘘

「月給○十万+インセンティブ」「時給○千円+インセンティブ」や、「入社祝い○万円支給」という、超高額な報酬を掲げた求人サイトを見たことはありませんか? これらは99%嘘と思っておきましょう。

スカウトという仕事は、女性を紹介して1件いくら、という所謂成功報酬型です。完全歩合制と言い換えても良いでしょう。

要するに、スカウトマンひとりひとりが「個人事業主」となり、様々な職業と女性をマッチングさせるお仕事ですから、1人も紹介できなければ報酬は0円です。それなのに、さも誰にでも高額な給料が支払われるように記載されている訳です。

実際に、スカウトマン全員がその金額を支払われるなんてことはあり得ません。稼げるのは、コツをつかんだ一部の人だけです。

2、逮捕される危険がある

スカウト行為そのものは違法なので、上手にやらないと逮捕される可能性があります。

スカウト行為とみなされるのは、「路上」で、「夜のお仕事」を「紹介」していると判断されたときです。

ナンパを装って女性に声をかけても、女性に「これはスカウトだな」と思われるとアウトです。女性に声かけするときは、路上では最低限「紹介」の言葉は使わず、興味を持った女性にだけ、場所を変えてお話するようにしましょう。

また、女性から訴えられるリスクもあります。「強引なスカウト行為で断れなかった」「未成年に声をかけた」など、いずれも一発アウトです。

そのため、声をかける際は「嘘をつかない」「相手の年齢を必ず確認する」など、自己防衛をしっかり対策しておくことです。

3、会社が違法なことをしている可能性がある

条例を守り正しくスカウト行為をしていても、所属している会社が悪質な行為をしていることがあります。その場合、摘発されると自分も巻き込まれて逮捕、なんてこともあり得ます。

数年前、関西の大手スカウト会社が摘発されるという事件がありました。200人を超えるスカウトマンを有し、「アジア最大級のスカウト集団」をうたって活動していましたが、スカウトした女性を違法風俗店へ紹介していたため、摘発となりました。

いくら自分が条例を守ったところで、会社がこのように違法な行為をしていると、自分も同じような目で見られます。「本当は知ってやっていたのでは」という疑いを向けられてしまうと、払しょくするのは大変です。

4、会社にバレると大変

スカウトを副業とするのはもちろん自由。ですが、会社にバレたときのリスクは、普通に副業をしていることがバレたとき以上に厄介なものになるでしょう。

そもそも「スカウト」という行為は、社会的なイメージは良くないものです。「スカウトをしている」ということを聞いただけで、あなたに対する印象が悪くなり、特に女性は嫌悪感を表す人も多いでしょう。

スカウトと言えば性風俗を連想する人も多いので、当然です。

スカウト行為は主に歓楽街でナンパを装って行いますから、会社の人に見られてしまう危険性が高いです。特に週末は飲み会で歓楽街へ行く人も多いでしょうから、特に気を付けなくてはいけません。

しかし、気をつけすぎて声をかけないのは本末転倒。ここら辺の引き際というか、線引きができなければ副業としてやっていくのは難しいでしょうね。

安全かつ安心して取り組む副業は手堅い物販ビジネス

稼げる副業をしたいなら、そもそも「スカウト」はリスクが高すぎるのでオススメできません。稼ぎ、バレたときのリスク、逮捕の危険性… どれをとっても割に合いません。

手堅く副業で稼いでいきたいなら、今はネットビジネスが一番です。特に物販ビジネス、中でも無在庫輸入がオススメです。物販ビジネスで一番大変なことは在庫の取り扱い。

ネットビジネスに不慣れな初心者だと、今の売れる商品をリサーチしきれず、仕入れた商品が全く売れないということがあります。

しかし無在庫輸入なら、実際に売れてから商品を仕入れるので全くの無駄が無いため、やり方さえ間違えなければ、初心者でも簡単に始めることができます。

スカウトという、ハイリスク・ローリターンな副業を選ぶより、絶対に安全です。

まとめ

「稼げる副業」として紹介されることもある「スカウト」ですが、確かにうまくやれば稼げる一方で、ほとんどの人が稼げずに終わってしまうリスクの高い副業です。

そもそもスカウト行為は迷惑禁止条例で明確に違反とされている以上、大っぴらに活動することができません。

地道に声かけしたり、Twitterや出会い系を駆使しなくてはならず、しかも成功率も低いため、1ヵ月の稼ぎが0円なんてこともザラです。労力に対して割があまりに無さすぎるのです。

声かけを失敗すると女性に通報されて現行犯逮捕されたり、成功させたとしても、後に訴えられてトラブルになる例も少なくありません。

自分の活動は問題なくてもスカウト会社そのものが違法なことをしていて、自分も巻き添えになってしまうこともあります。

本業の会社にバレたときも厄介です。スカウト行為は=性風俗のイメージが強く、会社で培ってきた信用や信頼が全て地に落ちると言っても過言ではありません。

しかも副業が禁止されている会社なら、それを理由に解雇なんてこともあり得ます。

副業をしたいなら、会社にバレず手堅く稼ぐことができる、無在庫輸入がオススメです。わざわざリスクを負わずとも、初心者でも簡単に稼ぐことができます。

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