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どう思いますか?

こんにちは、西原です。

実は、先週の日曜日から
中国→台湾と渡り歩き、
おととい帰って来たところでした。

向こうへ行っている間に
日本では40度を超える猛暑だったそうで。

この殺人的な暑さも
もう少しで収束して行くのだろうか・・・

頑張って乗り切りましょう。

さて、

今回僕が中国に行ったのは、
小玉さんの、天然石事業の仕入れに
同行して、学びを得るためでした。

一言で「仕入れ」と言っても、
Bookoffとか、家電量販店で
amazon転売用の商品を仕入れるのとは
わけが違います。

天然石のマーケットでは、
数十万、数百万という、
高額な取引が普通に飛び交っていますから、
相当、ハイクオリティーな選別が必要です。

例えば、

直径12mm〜15mmほどの天然石の球を、
十数個ドーナツ状につないだブレスレットがあって、

それを、1つずつ手のひらに乗せて、
良否判定する作業があります。

1つを見る速度は、3秒くらい。

その3秒間の間に、ひとつぶでも、
傷や凹みがあれば見逃さずに弾く、
という作業は、見ていて圧巻でした。

まさに、職人芸。
めちゃくちゃ早いです。

その工程を更に2〜3度繰り返して
チェック漏れを防ぎます。

と、同時に、

水晶の透明度や模様など
デザイン的な部分も
確認していると言うから驚きです。

ちょっと、真似できないですね。。。

傷や凹みのチェックは
素人の僕でも時間さえかければ
真似できる部分かもしれませんが、

デザインは無理だ、と思いました。

アパレルでも天然石事業でも、
それぞれのマーケットでの需要は、
好きな人でないと分からない部分って
あると思います。

その1つが、デザインだと思います。

破れにくく、伸びにくく、
糸のほつれもない高品質なTシャツでも、
デザインがダサければ売れないのと同じで、

傷ひとつない天然石ブレスレットでも
デザインはとても大切なのだと思います。

デザインと言っても「天然」なので
好き勝手に加工して作る事ができませんから
一生懸命に、いい物を探すしかありません。

とすれば、
格好いい物の希少価値は、
相当高いでしょう。

こうやって、妥協なく選び抜かれた
商品だけが、店頭に並ぶ。

小玉さんのお店の名前が
「premiumstonegallery」
である所以だと思いました。

これ、

いくらクオリティーが高くても、
それを伝える力が弱ければ売れないですから、
本当に、むずしい事だと思うんです。

クオリティーの高さを
アピールするサイトや店舗を用意して、
そこにお客さんを集めないといけないのです。

誰にも真似できないビジネス故に、
このように、むずかしいのです。

儲けも「いきなりどかーん!」
とは、いかないでしょう。

しかし、確実に売上は伸びていき、
労力以上の収入が得られるように
なって来るのもまた事実です。

ちゃんとできれば、ですけれども。

それにひきかえ、今の転売業界は、
バーゲンセール状態で、ちょっとキツイです。

上書き、上書きされていく最安値。
その度に減っていく儲け。

段々と、労力の割に
合わないようになってきている気がします。

早く、簡単に稼げるのは大きな利点ですが、
マーケティングを絡めた物販をやらないと
長く、より大きく稼ぎ続けるのは
むずかしい事なのかもしれません。

今回、小玉さんの後ろ姿を見ながら
そんな思いが強くなってきました。

あなたは、どう思いますか?

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