なぜみなさんは、お金に執着するのでしょうか?
どうしてみなさんは、お金がほしいのでしょうか?
「いい暮らしをしたいから」でしょうか?
そう答えたあなたは、いまの暮らしに満足していないということですね。
それとも「お金を持つ人は勝利者だから」でしょうか?
そう答えたあなたは、自分が敗北者だと思っているのですね。
みなさんに質問するのであれば、僕自身についても回答しなければなりませんね。
僕は実は、それほどお金に執着していないのです。
いまの収入は維持したいのですが、だからといってこれ以上増やしたいとも思っていません。
いまの僕には、お金の不安がないのです。
今日はお金と人生について考えてみたいと思います。
お金ってなんだろう
お金ってなんでしょうね。
例えば日本円についていえば、大きな印刷所が印刷した紙きれと、大きな金属工場がつくった円盤状の金属板でしかありません。
だから日本円になんて、なんの価値もないはずです。
それでもみなさんがお金を求めるのは、お金を手に入れた後に控えている「展開」がほしいからなのです。
その「展開」のことを人生と呼ぶ人もいますが、僕はあえて展開と呼びます。
では、お金を手に入れることで実現できる「展開」とはなんなのでしょうか。
お金で何を買うのか
少しバブル思考ではありますが、成功者の持ち物として、次のものを挙げさせていただきます。
- フェラーリ、3,000万円
- 高級マンション、1億円
- 子供を医学部に入れるための教育費、7,000万円
- ブランド品、1,000万円
もちろん、ここの出したものは単なる例示です。
人によって中身は異なるでしょう。
フェラーリが国産車になったり、億ションが3,000万円の一戸建てになったりすることはあっても、これらに類するものは誰もがほしいわけです。
そしそれらのものを手元に置くには、必ず日本円が必要になるわけです。
ということは、お金への執着が人の心にわいてくるのは、「フェラーリ、億ション、子供の学費、ブランド品」または「それに類するもの」を手に入れたいから、ということになります。
学歴や家柄の代わりにお金を手に入れる
ただ、お金持ちの中には「本当はフェラーリも億ションも必要なかったけど、でも買わずにいられなかった」という人もいます。
そのような人は、成功した証(あかし)としてお金に貪欲になり、そしてお金を手に入れたということを世間に知らせるためにフェラーリや億ションを買うのです。
お金=成功と考える人もいるのです。
例えば、由緒ある家柄の人には、誰でもなれるわけではありません。
また、頭が良くないと東大や京大や早稲田や慶応に入ることができないので、一流の学歴も、誰もが手に入れることができないものです。
由緒ある家柄や高学歴の人は、なんとなく成功者とみなされています。
でも大半の人はこのどちらにも属することができません。
また有名芸術家や有名俳優になる人も成功者ですが、こちらも誰もがその地位の上り詰めることができるわけではありません。
ところがお金持ちにだけは、誰でもなれるのです。
お金を効率的に稼ぐ方法を考え、その方法をサボらず実行すれば、誰でも必ずお金持ちになれます。すなわち、成功者になれます。
だから物欲が薄い人も成功者になるためにお金に固執するのです。
お金で買えないものをあえて考えてみる
僕は、お金を稼ぐことはとても良いことであると考えています。
みんな、お金持ちになるべきです。
――と、このように言うと、必ず誰かに「お金で買えないものがある」と言われます。
そのように言われると、僕はいつも「僕が言いたいことは、そういうことじゃないんだよなあ」とがっかりします。
お金お金と言っている僕もお金で買えないものの価値を知っています。
それでもお金について真剣に考えたいのです。
なぜならお金で買えないものとお金は、密接に関係しているからです。
つまり、お金で買えないものがたくさんあるからこそ、お金が必要なのです。
僕が言っていることは矛盾していますよね。
理論上は「お金で買えないものがあるなら、お金なんて要らないじゃないか」となるはずですよね。
でもそうではないのです。それがお金の不思議なところです。
詳しく解説していきます。
家族、プライスレス
家族はお金で買えません。
1億円積まれても1兆円積まれても、それ以上のお金を積まれても、僕は家族を売りません。
これはみなさんも一緒のはずです。
そして、もし僕がいま、僕の家族を持っていなかったとします。
僕が独身だったとします。
その「架空の独身の僕」が1兆円を持っていたとします。
しかしその「架空の独身の僕」は「本物の僕(この今の僕)」が持っている家族をつくることができないのです。
なぜなら「本物の僕」の「本物の家族」は、僕と僕の家族でつくりあげたものだからです。
家族はお金で売れませんし、お金で家族をつくりあげることもできません。
だから家族はプライスレスです。
友情、プライスレス
僕は友達をとても大切にします。
友達は僕を裏切りませんし、僕も友達を裏切りません。
また、友達は僕に刺激を与えてくれます。
価値観の共有、ユーモアという感性、趣味という娯楽、助け合いの気持ち、癒しの精神――友達は僕にこういったものをくれます。
また友達のほうでも僕に、「西原とは価値観が合う」ですとか「お前は面白い奴だな」と言ってくれます。
このように言ってくれているということは、僕が友達に刺激を与えている証拠だと思っています。
友情も家族同様、プライスレスです。
だけどお金はいろいろなものを潤す
お金で家族も友達もつくれません。
しかしお金があると、家族も友達も笑顔が増えます。
だからお金がなかったころの僕は、お金を増やそうと必死でした。
家族の笑顔が増える
僕はいま、大体コンスタントに月額200万円くらいの収入があります。
過労死するほど働かなくても、それぐらい稼ぐことができています。
月額200万円というお金で、家のローンを払っています。また、ぼくは毎年、家族とハワイ旅行に出かけています。
すると、家族はとても喜びます。家族の笑顔を見ながら僕も笑ってしまいます。
家族をつくるのにお金は必要ありませんが、家族の笑顔を支えるにはお金が必要です。
お金がなくなっても家族は家族ですが、お金がなくなると我が家から笑顔が減るでしょう。
だから僕は、これからも月額200万円という収入は死守する覚悟です。
良い友達と巡り合えることができる
良い友達は、僕にセンスのある遊びを提案します。
また良い友達は、僕にビジネスの話を持ち掛けてくれます。
遊ぶにしても新しいビジネスを始めるにしても、お金がかかります。
そして、高度な遊びで楽しんだり、新しい仕事でお金を儲けることができると、友情はさらに深まります。
良い友達と切磋琢磨するにも、お金が必要になるのです。
あなたの周りにも、あまり質が高くない人がいませんか。
あなたの周りにも、「この人とは友達になりたくないな」という人がいませんか。
そのような人たちが、良い友達を持っているでしょうか。
そしてそのような人たちは、お金を持っているでしょうか。
僕がお金の不安を消すことが出来た瞬間のこと
いかがでしょうか。
お金で買うこともお金でつくることもできない家族とお金の関係をご理解いただけたでしょうか。
また、お金でつくることができない友達とお金の関係も、見えてきましたでしょうか。
お金で幸せをつくり出すことはできませんが、幸せを増やすにはお金が必要なのです。
一定の収入はなきゃダメ
一定の収入は必要です。
日本人の平均年収は300万円とか400万円といわれていますが、それでは圧倒的に足りません。
僕が開催している副業セミナーや無在庫輸入ビジネス初心者セミナーの参加者には、年収200万円以下の人もめずらしくありません。
いずれにしましても、年収200万~400万円では足りません。
もっと稼ぎましょう。その方法は僕が教えます。
一定の収入以上はあえて「要らない」と言いたい
ただ、これだけは言わせてください。
一定の収入以上は要りません。
僕はすでに、コンスタントに月200万円を稼ぐ方法を身に着けました。
そして、これでいいと思っています。
僕はこの収入を維持することだけを目標に仕事をしています。
なので、みなさんに稼ぎ方を教えたいのです。
僕がもっと資産を増やそうと思ったら、僕のビジネスモデルを誰にも教えずに、1人こっそり稼ぎ続けるでしょう。
インターネットでビジネスモデルを公開したりしませんし、セミナーで直接みなさんに伝授したりしません。
でも僕は現状を維持できる方法を見つけたので、あとはみなさんの稼ぎを手伝うことに力を入れていきたいのです。
お金の不安は人を狂わす
僕がみなさんに「稼ぎましょうよ」と呼び掛けているのは、お金の不安から救って差し上げたいからです。
お金がないと不安になります。
僕は、お金による不安が何より怖いと思っています。
病気の不安は確かに怖いのですが、お金がない上に病気になったら、病気の不安は倍増するでしょう。
お金を稼ぐことは、稼ぐ方法を知ることと、その方法を実行することだけなので、誰でもできます。
お金を稼ぐのは、お金の不安を解消して、不安のない人生を謳歌するためです。
僕と一緒に儲けましょうよ。