駐車場シェアリングという言葉を聞いたことはありますか。空いている土地や駐車場を時間貸しするシステムです。その中でも話題のakippaは、どういった点が魅力なのでしょうか。またサラリーマンの副業として成立するのでしょうか。
サラリーマンの副業としてakippaを利用するメリットやデメリットについてご紹介します。
この記事の目次
akippa(あきっぱ)ってなに?
あきっぱとは、akippa株式会社が運営する「駐車場シェアリング」をスマホアプリで提供するサービスです。今ではすっかり定着したカーシェアリングのように、駐車スペースを15分単位で貸し出すことが可能なのはakippaの最大の特徴です。
akippaのような駐車場シェアリングは、使用していない自宅の駐車場や保有地を解放するだけ。管理や集客、トラブル対応といった煩わしい業務はすべてakippaが代行してくれるので、オーナーは場所を提供するだけで収入になります。
貸す側としても、借りる側としても、空きスペースさえあれば全国でサービスを受けることが可能です。
従来のコインパーキングと異なり、akippaは精算機を置く必要がありません。そのため初期費用を抑えることができるため安価にサービスを受けられます。
特に都市部は、駐車場の数も少なく価格も高いです。空いているスペースを貸し出すだけでお金を稼ぐことができるのは非常に魅力的ですよね。
akippa(あきっぱ)を使うまでの流れ
サラリーマンの副業としてakippaを使うためにあなたが行うことは、登録のみです。パソコンやスマホから、お客様情報・駐車場情報・駐車場の写真を用意して専用フォームから登録を行います。
駐車場の写真がWEBに掲載されるので、人が映っていないか、私物が入っていないかどうかも確認しましょう。そして駐車スペースの写真は魅力的に、かつはっきりわかるように撮影されているものを選びましょう。
登録が完了したら、akippaが管理を行ってくれますのであなたは何もしなくても収入を得ることができます。
akippa(あきっぱ)でサラリーマンが稼げない理由
手軽で魅力出来なakippaですが、サラリーマンの副業として取り組むには難しい一面もあります。
一定の条件が整わないと、副業として成功させることは難しいかもしれません。
副業が難しいといわれる理由を考えてみましょう。
1、駐車場になる土地を持っていないとできない
そもそも余った土地や駐車場を持っていないと貸すことができないビジネスモデルです。
持っていないのなら購入をしたり、月極で駐車場を借りてから貸せばいいと考える方もいるかと思います。
しかし、実はakippaの手数料は使用料の50%なのです。あなたが得られるのは50%を差し引かれた分になります。
一見利益が出そうに思えますが、常に100%稼働するわけではないので、うまくいっても月額費の回収のみということも大いにあります。
2、都心部じゃないと単価が安い
駐車場を借りたい人が多くいる場所というのは、駐車場が不足している人口の多い地域、つまり都市部になります。
都心部の月極の駐車料金は、1ルームの賃貸料並み、一等地はそれ以上の駐車料金がかかります。基本的に空いている土地がないために、駐車場の需要が高いです。そのため、もち土地を持っているのならばakippaを利用するのも良いかもしれません。
実際に、一等地に土地を保有している方はほとんどいないのではないでしょうか。
大抵は、利便性が高いとはいえない場所の提供を検討されている方がほとんどでしょう。
この場合、akippaで得られる収入は一日せいぜい500円程度です。さらに手数料が差し引かれますので、考えるとあまり手元に残らないでしょう。
3、手数料が50%も取られる
akippaの欠点は手数料の高さです。
予約管理や集客、トラブル対応を全てをakippaが代行してくれるとはいえ、手数料が50%もかかると満足のいく収入にはならない可能性もあります。
いくらakippaが顧客の管理をするとはいっても、マナーの悪い顧客もいますし、自宅の駐車場を貸す場合には近所の方にも気を使いますよね。
使用者がわからないという不安を抱えながら貸し出す場合は、手数料の高さから考えてもおすすめできません。
都心部のような収益が見込める場所に駐車スペースを持っている方は、手数料50%を支払っても収入を得ることが可能かもしれませんが、この場合はakippaではなく、土地そのものを売却する、時間貸ではなく、月極で直接顧客と契約をするなど、他の方法を検討するほうがあなたの手元に多くのお金が残ることでしょう。
サラリーマンの副業で取り組むなら単価の高いビジネスをしよう
サラリーマンが副業を検討する場合に忘れてはならないことは、単価の高いビジネスを狙うことが大前提です。となると手数料率は重要ですよね。
手数料に左右されにくい、リスクを最低限に抑える、作業時間や作業場所の拘束を無くすことが副業を成功させるコツとなります。
この条件に全て合う副業が、無在庫輸入ビジネスです。特に欧米輸入の場合は、時差を利用することが可能です。日本が22時がアメリカの9時ですので、連絡もスムーズに行えることでしょう。輸入ビジネスのメリットは、商品に希少価値があるということ。つまりどこでも手に入るわけではない商品を扱うために、高利益が狙えるビジネスモデルです。
まとめ
単価の高いビジネスをするためには、akippaの高い手数料と限られたスペースの提供では収入に上限があることはお分かりいただけたかと思います。
例えば、1駐車スペースを1か月24時間貸した場合の最大の収入が15,000円である場合、どんなに努力をしてもその金額以上の収入は得られません。
副業として、ビジネスに取り組む場合は、収入が増え続ける無在庫輸入ビジネスなどを選ぶべきなのです。
ネット環境さえあれば、いつでもどこでも作業ができ収入に上限がないビジネスモデルを検討してみてはいかがでしょうか。