副業のポイント

サラリーマンの副業で漫画家をやるのは現実的にどう?

漫画家と言えば、1日のうちほとんどを漫画に費やすというイメージが強いですが、なんとサラリーマンしながら副業漫画家をしている人がいます。一般の企業に勤めながら漫画を描く、所謂「兼業漫画家」ですね。

ひと昔前では考えられませんでしたが、最近になってエッセイやWEB漫画などで、兼業漫画家の作品を目にする機会が増えました。

そのためか、副業として漫画家を目指す人が増えてきたように思います。しかし、現実的にそんなことができるのでしょうか。

サラリーマンと漫画家の二足のわらじは履けるのか? 徹底解説します。

サラリーマンの副業で漫画家は現実的か?

サラリーマンの副業に漫画家は現実的か否かで言うと、はっきり言うとあまり現実的ではありません。

漫画家になる方法と言えば、新人賞などを受賞するか、同人誌などで人気を集め、出版社の目に留まるようにするなど、非常に狭き門となっています。

努力して漫画家になれたとしてもそこがゴールではなく、紙面で連載を続けていくためには、読者が「面白い!」と思うようなハイレベルな漫画を描き続ける必要があります。

サラリーマンの副業として行っていくには難易度が高すぎて、とても現実的とはいえませんね。

自分のペースで副業漫画家をする方法は?

漫画家が一番悩まされることと言えば「締め切り」。本業がある人の場合、とてもじゃないですが両立させることは難しいでしょう。

ということは、本業と漫画家を両立させている人は、この「締め切り」に追われていないということです。「自分のペースで副業できている」と言い換えることもできますが、一体、どのようにして両立させているのでしょうか。

WEB上で作品を発表する

最も多い方法としては、TwitterやpixivといったSNSツールで発表するというやり方です。

うまく「バズる」ことができれば出版社の目に留まり、単行本を出すことも夢ではありません。現に「おじさまと猫」や「先輩がうざい後輩の話」など、2巻以上書籍化している作品もあります。

しかし、この方法を「副業」とするのはとても難しいです。意図してバズらせるためにはしっかりリサーチする必要がありますし、フォロワーを増やす努力も必要です。

更には流れがとても早いので、常に目立つように作品をあげ続ける必要があり、「自分のペースで」なんて言っているとお話になりません。軌道に乗るまでは、全く収入にならないのも辛いところです。

自分のサイトで作品を公開して広告収入を得る

少しでも副業として収入を得たいなら、自分のサイトを立ち上げ、そこで漫画を公開しましょう。サイトにGoogleアドセンスなどのクリック型広告を貼り、それで稼ぐというわけです。

流れがとても早いSNSと異なり、ある程度は自分で更新ペースを作れます。その分クオリティが求められますが、とはいえ1日少しでもコツコツと作業ができる人なら、副業として成立させることができるのではないでしょうか。

こうした自サイトから、じわじわと人気が広がり書籍化した兼業漫画家もいます。

クラウドソーシングで仕事を受注する

完全に漫画を副業にしたいなら、クラウドソーシングがオススメです。

Twitterやサイトでの作品公開を副業とするには、あまりに運の要素が強すぎます。努力してたくさん作品を公開しても、誰の目にも留まらないなんてことも少なくありません。

しかしクラウドソーシングなら、確実に「仕事として」漫画を描くので、作品を仕上げればきちんと報酬が入ります。

今は、クラウドソーシングを利用する企業も増えてきました。デザイナーを雇うより、クラウドソーシングを介して作品を募集する方がコストがかからないからです。

評判が良ければ継続して依頼が入ることもあるので、漫画家になりたいというよりは副業としてしっかり稼ぎたい、という人にオススメです。

サラリーマンが副業漫画家をやるデメリット

サラリーマンが副業で漫画家を選んだときのデメリットを解説します。

そもそもサラリーマンが副業で漫画家を行うことは現実的ではなく、一部の成功者の例だけ見て目指すと、思いがけない痛い目を見ることもあります。

1、お金が大きく絡むと自由が無くなる

「一発当てれば一生困らない」と言われることもある漫画家ですが、当てたら当てたで漫画中心の生活を強いられ、自由が無くなります。

人気に火がつくと、今まで見たこともない金額のやり取りが発生します。簡単に本業の収入を上回るでしょうし、人気の度合いによっては、今までの年収が1ヶ月の稼ぎになるなんてこともるかもしれませんね。

人気が出て報酬が入るようになると、上がった金額の分だけ責任が増え、自由に漫画を描くことができなくなります。

締め切りができたり、掲載する媒体によっては自分の好きなように表現できなくなります。忙しくなりすぎて、本業を辞めざるを得なくなった人もいます。

2、WEB上であっても狭き門

漫画好きな人にとって憧れである漫画家。プロじゃなくても、細々と副業で漫画を描いていけたら… と夢見る人はたくさんいます。

今はSNSやクラウドソーシングなど、様々な方法で作品を公開できます。昔ほど作品を「見てもらう」ことが難しくなくなったわけですが、そのため漫画家は専業・副業合わせて飽和状態。人気が出るのは極一部の「運が良い」作品です。

もちろんクオリティも重要ですが、それよりも大切なのは「誰かの目につく」という運。実力があればいつかきっと、と思う人もいるでしょうが、そもそも作品を見てもらわないことには話が始まらないですよね。

こんな漫画家が飽和している状態では、誰かに読んでもらえるということはなかったとても幸運なことなんです。

ある意味「博打」とも言える漫画家。骨身を削って作品を仕上げても閲覧が0… はかなり堪えますし、そもそも副業として成立しませんよね。

日銭を稼ぐならネットビジネスがいい

そもそも副業をしたい理由を改めて考えてみてください。「漫画が好きで、ゆくゆくは漫画で食べていきたい!」という強い想いがあるわけではなく、ただ+αの収入が欲しい、というだけならネットビジネスが最適です。

サラリーマンをしている以上、日中は本業がありますから、時間には限りがあります。それに、本業が終わったあとは疲れてしまい、体力的にもあまり余裕が無いことが多いでしょう。

ネットビジネスなら、時間や体力に縛られることなく、自分のペースで作業することができます。また、今のネットビジネスはノウハウがしっかりと決められているため、手順を踏めば誰でもちゃんと稼ぐことができます。

中でも無在庫輸入は初心者におすすめと言われています。市場のリサーチなどの知識が不要で、やり方さえ覚えれば誰でもできると評判です。

まとめ

一般の企業で働きながら副業として漫画を描く、所謂兼業漫画家を目指す人が増えています。しかし上手に両立させている人は少ないです。

夢半ばで漫画家を諦めるか、仮に人気が出たとしても本業を辞めて漫画家の方に専念する人がほとんどです。

そもそも兼業漫画家は現実的な副業ではなく、収入を目的とするなら別の副業に切り替えた方が良いでしょう。

SNSやブログなど様々なツールで作品を発表できる昨今、漫画家は飽和状態ですから、漫画家として収入を得ることは相当な実力と運が必要です。

努力の末漫画で収入が得られるようになっても、その代わり今度は締め切りなどに追われ、自由が無くなります。

手っ取り早く稼ぎたいなら漫画は趣味にとどめ、既に稼ぐノウハウが確率しているネットビジネスがオススメです。

空いた時間に作業すればいいので、なかなかまとまった時間が取れない人でも、ノウハウどおりに行えば必ず利益を出すことができます。

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