人間関係のトラブルやプライバシーに関わることなど、周りの人に頼めないのようなことがあったときに頼りになるのが探偵です。
どうしても不安定な仕事なため、サラリーマンが副業として行なっている人もいます。
そこで今回は、探偵の仕事内容やサラリーマンの副業には向いているのかなど詳しくご紹介します。
この記事の目次
探偵の仕事内容は依頼によって様々!
探偵の仕事は依頼主の依頼によって様々です。盗聴器調査・浮気調査・経歴調査(企業依頼)や、お見合い相手の素性調査・行方不明人調査・不動産調査・犯罪調査など様々なジャンルの依頼があります。
他にも張り込みや尾行、アリバイ工作・復縁させ屋、別れさせ屋など忍耐力が必要になる依頼もあるため、精神的な強さが探偵には意外と必要になります。
また基本的な探偵の仕事の流れとしては依頼されて調査した、調査内容を報告書にまとめて依頼主に提出するのが探偵の仕事内容となります。
探偵はどのくらい稼げる?報酬の相場は?
案件をどれだけこなせるかというのが大きなポイントとなります。
平均的に案件一件あたり20〜50万円と高単価な探偵業ですが、個人一人でひと月に何十件もこなせる仕事ではありません。
大抵は浮気調査○○円・盗聴器調査○○円・経歴調査○○円〜といったように探偵業者によってそれぞれ異なりますが、相場はジャンルごとにある程度決まっています。
また、依頼内容によっては調査にかかる調査時間や調査に数人の探偵でチームを組んで業務を行う場合もあるため、必要となる探偵の人数などでも料金は変わってきます。
個人で副業として、探偵をしてひと月に一件〜二件の案件をこなしたとすると数十万円稼げる可能性はあります。
サラリーマンの副業で探偵なんて出来るのか?
副業アルバイトとしてサラリーマンでも、探偵事務所のアシスタントとして探偵の業務をすることはできます。
短時間での張り込みなど仕事を行うことになります。
アルバイトで探偵業務を学びスキルを身につけて、ゆくゆくは探偵事務所を開業することも夢ではありません。
探偵が向いている人ってどんな人?
探偵に向いている人としては、秘密厳守な人・我慢強い人・体力や度胸などの行動力がある人・探偵業務が好きな人。
浮気調査などでの尾行がバレてしまい対象者に苦情を言われたり、依頼主について聞かれたとしても依頼主の情報を漏らすことは絶対にできません。プライバシーに関する情報を多く扱う探偵には責任が強い人でなければならないでしょう。
長時間の張り込みや尾行を苦痛に思わずに出来る人が理想的でしょう。
サラリーマンが探偵を副業でやるデメリットとは?
サラリーマンの副業として探偵をやる場合デメリットもあります。
アルバイト時給の安さや忍耐力が必要などのデメリットがあります。大きく3つのポイントに分けてご紹介します。
サラリーマンが副業探偵をやるデメリットをひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
1、やってもうまくいかない探偵業者が多い
開業を見据えて探偵をやる場合、探偵業者はとくに資格はいらないため参入障壁は低いと言えます。
ですが、参入障壁が低いということは競走が激しいということになります。
廃業する探偵業者も多いです。他者との差別化できる分野や営業力などもないと探偵業者と生き残っていくに難しいでしょう。
2、かなり忍耐が必要
探偵業務には、尾行や張り込みは付きものです。真夏の車内で何時間も張り込みや真冬に何時間も外で張り込みをするなど過酷な仕事も少なくありません。
証拠が撮れる機会もいつ訪れるかわからないため、張り込み中はトイレに行くなど現場を離れることは基本的にはできません。
ジッと耐えて、証拠が出てくるのを待つことが多いため探偵の業務はかなり地味で、精神的にも体力的にもキツくかなりの忍耐力のいる仕事です。
3、アルバイトだと時給が1000円くらい
探偵をサラリーマンの副業でやるなら自分で開業するのではなく、アルバイトで探偵事務所に入るのが現実的でしょう。
開業して探偵をするとなると、案件によっては対象者に合わせて朝早くから張り込みや夜遅くの尾行などなかなかサラリーマンの副業としては難しいものも多くあります。
よほど体力がないとサラリーマンで開業して探偵をやるのは厳しいです。
アルバイトとして探偵事務所に入った場合には、張り込みの一部を担当したり、浮気調査など分野を限定して担当することも可能でしょう。
ただし、アルバイトで探偵をする場合は、時給1000〜1200円となっているところが多く時給として考えると割と安いです。
まとめ
探偵をサラリーマンの副業としてやる場合、体力・忍耐力がないと続けるのは難しいでしょう。
また、証拠写真などきちんと撮影できていないと依頼主からクレームになる可能性があるため気が抜けない仕事です。
本業の仕事をやりながら、探偵をするとなると長時間の張り込みや尾行などは本業の仕事の時間にかぶってしまう可能性があるため開業をして業務を行うのは難しいでしょう。
サラリーマンの副業で探偵を現実的にできるとすれば、探偵事務所にアルバイトとして入り業務を行うことです。
その場合飲食店など一般的なアルバイトの時給とあまり変わらなく、一般的なアルバイトよりも体力や精神力が必要になります。
サラリーマンの副業として探偵をやるのはあまりオススメではありません。